高松港から7.5㌔北にある男木島。登録人口は148人。2014年に小・中学校が再開するなど、移住者により変化している男木町を巡ってみます。
男木島の概要
男木島へは高松港から雌雄島海運㈱の「めおん」で女木島を経由して約40分で到着します。面積は1.34km
2ですが、平地が少なく居住地は島の南西部の中腹ぐらいまでに集落がまとまっています。
2022年の男木町の世帯数は96世帯、人口は148人。若い世帯の移住者が入ってきてはいるも、70歳以上が75人と約半数が高齢者となっており、町の高齢化は続いています。

男木港

男木島の港にはジャウメ・プレンサ氏の「男木島の魂」(男木島交流館)が島を訪れた人を迎え入れてくれます。半透明の待合室、屋根には多様な文字が配され、日中はその影が地面に映っています。島の落ち着いた風景の中に斬新なデザインが特徴的であるが、このジャウメ・プレンサ氏の作品は虎ノ門ヒルズにもあります。

島には細い道が縦横無尽に通っています。生活は徒歩圏内で町内はまとまっており、島全体がご近所さん的な一体感のある町です。島全体が迷路のような感じでドキドキ感があり楽しい。当然、車は殆どなく、静かで、落着いた一日を過ごすことができます。

街中に見られる石垣

街中に見られる路地壁画



灯台に向かう坂道
島の南西部の黄色い部分の階段状に集落が集中しており、船から集落が一望できます。

灯台までは島の西側の一本道。港からは約2㌔で徒歩では約30分程度。ゆっくりと散策するには良いコースです。ただし、帰りのフェリーの時間には気をつける必要があります。


男木島小中学校。この道は軽自動車1台が通れる道で、小中学校を通りぬけると海水浴場のある海に向かっていく。この辺りは平坦な道となっています。

男木島小中学校を通り抜けると「歩く方舟」が見えます。海水浴場は「歩く方舟」を越えたところです。

大井海水浴場にはトイレ・シャワールームが整備されており、夏にはたくさんの人で賑わいます。

男木島にできた施設や飲食店

男木島図書館

Ogijimaゆくる

ダモンテ商会


JAが運営する「よりそいプラザ男木」男木島の日常生活日常生活品を購入できます。
営業時間は平日9:00~15:00
町の中には空き家もありますが、改修している家もあり島の再生は少しずつ進んでいます。

旧タバコ小売所 現在店は閉店しています

改修がおこなわれている家もあります
島で見かける猫たち。ほどよい距離間を保てている。



豊玉姫神社から見た瀬戸内
