高松で家を建てる

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高松港の灯台

高松港の赤灯台

四国の県庁所在地と高松市との比較

四国の中での高松市の位置づけ

四国の地図

高松市の世帯数(2022年2月現在)は18万8千世帯、人口は41万5千人と、松山市に次いで2番目の世帯、人口数となっています。また、5年前比の推移で見ると、高松市の世帯数推移は松山市、徳島市の増加数、増加率より緩やかとなっています。一方で人口は各市とも減少していますが、高松市が減少数、減少率ともに最小となっています。
 

高松市の世帯数推移表
高松市の人口推移一覧表

四国の各市とも世帯数は維持、増加しているものの、人口減少となっています。現在、高松市は四国4市の中では2番目の規模とはなっているものの、今後、少子化による人口減少から世帯数増加もピークアウトとなっていくことより、街の規模を維持、増加させていくには利便性が高く、魅力的な街づくりの取り組みが求められるでしょう。
交通の利便性から見ると鉄道が瀬戸大橋を経由して本州に渡っており、高松市は本州まで約30分程度と利便性は高い(岡山駅までは約1時間)。また、関西地区への交通の便も高速バスが充実しており、徳島市よりは1時間多くかかるものの、料金も3千円台(神戸行き)と比較的手頃な料金となっている。一方で、松山市や高知市などは空の便が充実しており、羽田以外に、伊丹や中部、札幌、仙台、福岡など各都市への発着便があり日本の各都市とつながっている。四国の各県庁所在都市へは高松市から徳島市へは車で約1時間、松山市、高知市は約2時間程度と交通アクセスからも高松市に優位性があり、大手企業の四国支社などが集まりやすくなっている。

香川県へのアクセス地図

香川移住ポータルサイトより

高松市のもう一つの特徴として、本州である隣県の岡山県との交流は四国の他市に比べ強い。これは、JR瀬戸大橋線が通勤、通学での利用可能なことやローカルテレビの放送エリアが香川、岡山地域が一体となっており、地域情報が共有されていることなどアクセスの良さと情報共有による親しみやすさが影響していると思われる。令和3年の香川大学入学者の出身地域は香川県出身者361人に対し岡山県出身者315人と互角の人数となっています。また、2025年には徳島文理大学香川キャンパス(生徒数約1300人)がさぬき市からJR高松駅近くに移転を進めているなど、四国各県と岡山県との交通アクセスの良さなどにより高松市への集中化は今後も進んでいくと思われる。

高松バスターミナル風景