高松で家を建てる

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高松港の風景

高松港からの瀬戸内の風景

香川県の主要な市と高松市の比較

香川県の中での高松

香川県全体の世帯数(2022年2月現在)は40万6千世帯。そのうち、高松市は18万8千世帯と香川県全体の46.3%を占めている。また、人口は香川県93万8千人に対し高松市は41万5千人と香川県全体の44.2%を占めている。面積は香川県1,877k㎡に対し高松市375k㎡と香川県全体に占める面積比率は20%にとどまっており、高松市に世帯、人口ともに集中化がすすんでいることがわかる。

 
四国の地図
高松市の世帯数推移表
高松市の人口推移一覧表
香川県の人口に占める高松市の人口の円グラフ
香川県の面積に占める高松市の割合円グラフ

四国4県の県庁所在都市の人口集中化比率と比べてみると、松山市38.5%、徳島市36.2%と30%に対し、高松市44.2%、高知市47.4%と両市の人口集中化が進んでいることがわかる。なお、高知県は可住地(総面積から林野面積等を除く)面積比率が16.4%と香川県の53.6%に比べると山間部が多く地理的要因もある。


5年前比で推移を見ると、人口は少子化の影響を受け香川県全体及び主要な市では人口減少となっている。また、世帯数は香川県全体で増加率は0.6%とほぼ横這い水準になりつつある。そのうち、三豊市は世帯数が減少してきており、人口減少の影響が世帯数減少にまで及んできていることがわかる。高松市も自然動態(出生数ー死者数)では減少が続いており、対策が必要である。

高松市の自然動態推移

社会動態においても香川県外への転出入の増減は5年前はプラスであったものの、2021年には大きくマイナスとなっている。ただし、香川県の高松市以外からの転出入は5年前と比較して転出入全体の数字は減少はしているものの、増減数は増加しており、香川県の高松市への集中化は進んでいる。足元の数字はコロナによる人の移動の抑制等の影響も考えられ、今後の動向では改善される可能性もある。

高松市の社会動態推移(県外)一覧表
高松市社会動態(県内)の推移一覧表

高松市は道路網の整備水準が高く、海路、空路の港や鉄道やバスなどインフラは比較的充実している。また、コロナの影響があるものの、観光面では瀬戸内芸術祭の3年に1回の継続的な開催により、2020年には世界最大級の旅行会社による注目の観光地として世界で17位に登場するなど観光地としての地位は確立されつつある。インフラ整備水準や環境の良さなどを企業誘致に活かし人口増加に向けた取り組みを期待したい。なお、香川県や高松市などは連携し東京圏からの移住事業(令和4年度は2人以上の世帯100万円の給付など)の取り組みや、少子化対策の一環として縁結び事業(未婚者の紹介サポート)など地道な活動も実施しており、これらの継続的な支援も欠かせない。

 
高松駅前の風景